チェロエンドピン|弦楽器グッズシャブランブログ

チェロエンドピンの種類とは?主な4つの材質による違い

0

     

    チェロエンドピンには様々な素材が使われています。

     

    エンドピンは単なる支えではなく、音質や音量に影響を与える楽器の一部ともいうべきアイテム。より良い理想的な音を奏でるためには、エンドピンの“性質”を把握することが大切です。

    材質ごとの違いを解説

    それでは、エンドピンによく使われる材質について、その性質と特徴を見ていきましょう。エンドピンの素材は、素材中の音速の違いや楽器の支え強さなどによって音質と音量に影響を与えます。
     

    カーボン

    カーボンは炭素繊維で作られた合成素材です。鉄の1/4ほどの重さで、比弾性率は鉄の数倍。日本発の技術として様々な場面で用いられている素材です。

     

    カーボンは耐摩耗性や耐熱性にも優れており、例えば弓の素材としては非常に良いものです。ところが、エンドピンとしてはその軽さや弾性による柔軟さが支えの弱さとなり、チェロの発する音が“まとわりつき、なかなか離れない感覚”を覚えるでしょう。また、その軽さと弱さはビブラートに伴って楽器の揺れを招きます。

     

    エンドピンの硬度と倍音の量はほぼ比例するといえますが、例えば硬いといってもダイヤモンドやルビーなどでエンドピンを作ったとしても、すぐに折れてしまうだろうということはどなたでも想像することが出来ます。適材適所と言う言葉がありますが、石やガラスの様な物質には靭性、すなわち粘りが足りないのです。

     

    つまりエンドピンの素材としては硬さと粘りのバランスが大切なのです。カーボンは粘りは充分ですが硬度が足りません。

     

    鉄及びステンレス

    鉄は皆さんご存知の金属の代表的存在。重くて硬い素材です。また、ステンレスは鉄を基本素材とした合成金属。配合素材に何を用いるかで性質が変動します。

     

    鉄やステンレスは、どちらもエンドピンとしては一般的な素材です。硬さと粘りのバランスがよく、音もすなおで過不足なくまさに標準的な素材といえます。一般的なエンドピンとして、広く長く使われる理由も納得できます。

     

    チタン

    チタンは軽く硬い上に、非常に腐食に強い金属として、広く知られている素材です。鋼鉄とほぼ同じ固さを持ちながら鋼鉄よりもずっと軽く、エンドピン素材としても非常に優れています。

     

    ただし、チタンはレアメタルに分類される貴重な金属であり、チタン製エンドピンと謳われていても大抵の場合は“別の金属との合成素材”です。そのため、実際のところでは鉄やステンレス等の金属製エンドピンと大きな違いは無い、という声も少なくありません。

     

    タングステン

    タングステンはクロム族元素に分類されるレアメタルです。鉄よりもずっと重く、強度に優れており、戦車の装甲や金属掘削のツールにも使用されています。

     

    タングステンは、その硬度からエンドピンの素材としては非常に高い可能性を持っています。分子配列も安定的であるため、材質内の音速が速く硬度と靭性のバランスも良く、切れ味のよい音が期待出来ます。問題が有るとすれば、鉄の2.3倍もある比重でしょう。この重さによって、全体的な音のバランスが低い方に傾く可能性があります。

     

    チタン同様に合金製のものが多いですが、純度が高いタングステンエンドピンも入手不可能ではありません。

    また、タングステン製品の中には、芯の部分だけタングステンを使い、外側を真鍮など別の金属で覆った製品も出回っています。これらの2層構造、3層構造の製品の精密加工技術には目を見張るばかりで本当に素晴らしいと思いますが、音質的にはどこかよどみが有り、成功しているとは言い切れないところです。おそらく内層の金属と外層の金属中の音速の差異により、濁りが発生してしまうと言うことと、外層に真鍮という比較的柔らかな金属をつかっているために、心材の良さを殺してしまっているためと思われます。

     

    私も開発当初の試行錯誤の折りに、ドリル刃に使う様な高速度鋼を試したことがあり、錆び止めに金メッキを施したとたんに音の切れ味が無くなった、という経験が有ります。

    エンドピン「シングルアイ」は材質も最高

    このように、エンドピンは素材ごとに大きく性質が異なります。どの素材がご自身に向いているのかわからず、迷いを感じている方もおられるでしょう。

     

    エンドピンの選択で迷いを感じた方には、「シングルアイ」を強くお勧めします。厳選された素材に、深くこだわりをもった工程を持って作られており、多くのチェリストを唸らせるに相応しい製品だからです。

     

    特殊ステンレス鋼製のエンドピン「シングルアイ」

    エンドピン「シングルアイ」は、チェロの音質を最大限引き出すためと共に、長く経年劣化の無い素材として、「特殊ステンレス鋼」を使っています。

     

    このステンレス鋼は焼き入れ効果により通常の鉄製エンドピンよりも音の反射が速く硬さ、強さによって、楽器の定位が確立し、その楽器が本来持っている音の輝きを、余すところ無く遠くまで届かせることができます。また、素材とし<てはステンレスならではの重さや強度を持っていますから>の強さによって、ビブラート時の楽器の安定感は抜群です。

     

    真空焼き入れ加工により音の伝達性がより素晴らしく

    「シングルアイ」は素材だけでなく、製造過程においてもかなりのこだわりを持って作られています。

     

    特に日本刀だったら命を吹き込むともいうべき焼き入れについては、より精密な均質性を確保するために「真空焼き入れを」行うことで分子配列を整え、強度と音の伝達速度を増しているのです。だからこそ、「シングルアイ」は反応が速く敏感で、純粋で濁りの無い音を無限の彼方へ飛ばす力を備えているのです。

     

    今までにシングルアイを使った人の声として、「楽器のスケールが一回り大きくなった。」「音の品位がまるで違って楽器の格が何段も上がった。」などのお言葉をいただいております。

     

    是非選択の機会がありましたら、シングルアイ効果を確かめていただきたいと思います。

    まとめ

    エンドピン選ぶ際には、そのエンドピンがいかなる基盤の元に,何を理想として作られているかを知ることが重要です。その基盤と理想が自分の目的にそぐわなければ、せっかく一生懸命選んでも期待が落胆に変わるだけです。

     

    シングルアイは、振動体は強固に支えなければならないと言う考えから出発して、その楽器の「鳴り」と「響き」の可能性を極限まで引き出すことを理想として作り出されました。この考えと理想に共鳴して下さる方ならば、お使いの楽器がオールドだろうと新作だろうと必ずご期待に添う効果をお約束します。

    エンドピン一本変えるだけでここまで音が変わるだろうか!!と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、

    • 「もっと朗々とチェロが弾きたい」
    • 「みんながハッとするような音を出したい」
    • 「音の立ち上がりにまごつかずシャープに弾きたい」

    と思っている方は是非、一度エンドピン「シングルアイ」をお試しください。

    「シングルアイ」ページへのリンク

    コメント
    コメントする








       


    office.chatblanc